優れた土地台帳（地方知行文書）とも言える『讃州御国中村切高惣帳』には、何らかの理由で生駒家を離れたか死亡した侍についても、その知行所が他の家臣や子弟に未だ引き継がれていない場合は、その氏名が記されている。この中には、各種侍帳未記載の名も数多く伺えるので、抽出、筆記した。
合掌。
『讃州御国中村切高惣帳』に明知行と記され、従来の写本侍帳には未記載の侍名一覧
千三百三十七石 加藤五左衛門
五百石 萱生鹿之助
四百四十五石 加藤加左衛門
三百石 佃源兵衞
三百石 弓削作右衛門
三百石 河瀬次右衛門
二百六十八石 弓瀬源左衛門
二百一石 村田左太右衛門
二百石 井上文左衛門
二百石 四宮勘左衛門
百八十九石 尾池玄蕃［自分開十石］
百五十五石 波田久右衛門［自分開二十七石］
百二十石 中山助兵衞
百石 黒田新助
八十一石 飯尾又左衛門
四十石 辻民部［自分開四十石］
三十二石 安養寺佐左衛門
二十三石 加賀平左衛門
二十一石 豊嶋五郎右衛門
十九石 石井長右衛門
十四石 河田源左衛門
十四石 野村彦之進
九石 熊谷五左衛門
五石 今村四郎兵衛
五石 上村半右衛門［自分開五石］
四石 富田長左衛門
四石 宗哥＜香西伊賀守＞
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