2016年10月17日月曜日

生駒家家臣分限ノ記に見る軍役衆

侍帳(給人帳、知行帳、分限ノ記、分限帳、御給帳、規式帳等々、様々な名称で記される家臣団名簿)には、各大名家の有姓無姓の直臣の名が全て記されています。亦、大身(高禄)の家臣は、自ら数多くの家臣を抱えているのですが、それらの人々は、大名家から見ると陪臣となりますので、先に記した侍帳等の文書には記されません。
ここでは、拙宅に伝わる讃岐生駒藩の侍帳、生駒家家臣分限ノ記を見ていくことに致しましょう。
映画「天と地と」の合戦シーンで、上杉謙信旗下の柿崎和泉守率いる騎馬隊、或いは付随する足軽隊が登場、佳き武者振りを見せてくれましたが、そうした戦闘集団を、讃岐生駒藩の場合、九組、常備していました。所謂、大番組と称する戦闘ユニットで、各組、総知行高一万石平均で構成されています。動員兵力は、戦場の遠近にも依りますが、三百人から五百人、こうした戦闘集団が九つ、これ以外にも、予備が三組、そして、槍隊、弓隊、鉄砲隊、或いは、作事・普請といった工兵隊から、軍役衆が構成されていました。
合掌。